HOME > イベント情報 > 北九州アジアパフォーミングアーツフェスティバル 金利惠 韓舞「白い道成寺2005」

日韓友情年2005認定公演
北九州アジアパフォーミングアーツフェスティバル
金利惠 韓舞
「白い道成寺2005」 

日本で優れた踊り手たちによって舞われてきた「道成寺」を、新たに、現代に生きる韓国伝統舞踊家・金利惠が舞います。音楽も邦楽と国楽(韓国の伝統音楽)の出会いによって演奏されます。
日韓の優れた伝統音楽家たちの演奏と共に韓国伝統舞踊を基本とした舞。韓国人は白衣民族ともいわれます。白頭山の水、韓国の水、日本の水がたたえられた白磁が舞台の後方に置かれ、最後の和合の場面で、昔から韓国の母たちが祈るときにそうしたように、ジョンハスの儀式とともに行われます。

ソウルにて 金利惠

日本で生まれ育った私が、韓国を初めて訪れたのは二十歳の夏、それまで観念だけに閉じ込められていた国が、そうでない、現実にここにある、ということを知りました。当たり前のことでしたが、それは、その後の私の生き方をまったく変える大きな衝撃でもありました。その後、韓国の舞踊に出会いました。私の内で長く眠っていた血がやっと目覚めるのを感じました。遥かな記憶、チャンゴの響きと、流れる動作、なつかしい音楽。1981年、それを自ら習得するために、一人この国にやって来ました。

祖国への憧憬を舞踊に重ねていたのかも知れません。韓国での実生活の中で憧憬を追い続けるのは、困難を伴うものでした。その中で、この舞踊というものがいったい自分にとって何なのか、問い続けました。混乱や焦燥、不安、自棄・・・問い続け、気がついたら20年経っていました。自身への意地でもあり、なにか大切なものへのこだわりであったのかもしれません。けれど、ここ最近になって、ようやく、舞い踊っているとき、なにか自然な大きな流れに触れたように感じる瞬間があります。

思いが膨らむと、呼吸が流れ、からだが応じます。 足を踏み、手を上げ、宙に弧を描き、息を溜め、抱き、解き、放ち・・・、それが舞になり、踊りになります。女が蛇体となって背信の男を焼き尽くすという様々な「道成寺もの」を生んだ伝説に、私も出会いました。それは、私のからだや心の奥深くに沈んだ遠い記憶に語りかけてきました。新しい物語と新しい音楽。思いが膨らみからだが応じ、そして、もう一つの「道成寺」が生まれました。

昨年、私が生まれ育った国での舞台を持ちました。自身を叱咤する大きな場を自らつくり、挑むことによって、また何かが見えるのではないだろうかと考えました。そして、私の中に新しい力が湧いてくることを実感しました。

‘舞踊について考えることは、そのまま民族の文化の根源について考えることだ。表情もしぐさも文化の問題で、リズム感はもとより体型でさえも文化の問題だ’と読んだことがあります。 韓舞2005ではそれをもっと深め、道成寺からの出発をもっと、和合の心に繋げていきたいと考えております。

公演日程

2005年

11月 13日(日)
14:00

※開場は開演の30分前

会場

中劇場 座席表はこちら

構成・振付・舞

金利惠

音楽監督

金徳洙、仙波清彦

出演

金徳洙(チャンゴ)、金正煕(ケンガリ)、崔宗官(アジェン)、李星儁(テグム)
姜権順(唄)、仙波清彦(鼓)、望月太意之助(大鼓)、仙波和典(締太鼓)
福原寛(笛)、福田真規(唄)、久米大作(キーボード)

チケット発売日

一般発売開始 : 2005年9月25日(日)10:00より

 

チケット料金(税込)

全席指定 一般3,500円 (当日4,000円)

※未就学のお子様はご入場できません

チケット取扱

■店頭販売のみ(一般発売初日チケット発売 10:00〜)

  • 北九州芸術劇場プレイガイド(10:00〜19:00)
  • (財)北九州市芸術文化振興財団(9:00〜17:00、土日祝休み)
  • 響ホール事務室(9:00〜17:00)

■その他取扱プレイガイド

  • 電子チケットぴあ 0570-02-9999 (Pコード:360-443)
  • ローソンチケット 0570-084-008 (Lコード:88146)

託児サービス(有料・要予約)

お子様連れの方へ
この公演では未就学のお子様の入場はご遠慮いただいております。
託児サービスをご利用ください。

お問い合わせ

北九州芸術劇場
TEL 093-562-2655 (オンラインでのお問い合わせフォームはこちら)

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