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cube presents 「相対的浮世絵」 

 

 

2010年2月2日(火)にテレビ新広島(広島県広島市)にて
平岡祐太さんを迎え、記者懇談会が行われました。

 

cube presents「相対的浮世絵」北九州公演

2010年4月10日(土)・11日(日) 公演情報はこちら

 

 

はじめに

今まではテレビ・映画を中心にやってきましたが、今回は舞台の上。

映像では感じられない、お客様が目の前にいる生のステージで、新しい何かを発見できるといいなと思っておりますし、お客様に満足して帰っていただけるような作品を創りたいと思っています。

僕は「達朗」という役ですが、達朗は自分とそこまで違いがない気がしていて、今回初めて舞台に挑戦する気持ちになりました。舞台を体験したことがまだ無いので、この新しい場所で何か発見できればいいなと思っています。

画像:平岡祐太

 

初舞台と言う事で緊張は?

実はまだそこまで緊張していなくて(笑)プレッシャーはあるのですが、実はまだ稽古に入っていなくて。

今は台本を読んで、どうやって演じようかなって考えている段階です。

 

ご自身と役柄を表現すると?

明るい、というイメージはあるのですが、初舞台から自分から大きく外れたものをやるのはどうなのかと思っていて、今回は、自分にある明るさと、キャラクターにある明るさがリンクすれば良いなと思っています。 自分ってどうなのでしょうかね?暗い感じではないなって思うのですが・・・。(笑)

稽古が始まれば緊張感と言うか現実味を帯びてくると思うんです。今まで関わってきている映像作品の場合は、経験も含めて大体のペースが想像できるのですが、今回は初舞台なのでどんな風に進んでいくのかが全く分からない。現実味がまだないんですよね。だからまだ今は楽しみにしている段階です。

 

共演者への印象は?

西岡コ馬さんへのイメージは緊張感と言うか、長く舞台をやられてきた経験者の目。その人の目から自分はどう映るのかというのが気になります。聞いた話ですが、西岡さんは芝居を共演者、スタッフとディスカッションしながら創り上げていくことが多いらしいので、ご一緒になった時にどういうお話になるのかなというのが楽しみです。

内田さんとは普段からの飲み仲間ですね(笑)。すごく真面目な方です。あと、声がめちゃめちゃ通る!安田さんとは一度ドラマ「働くゴン!」で一緒になりましたが、ガッツリお芝居をするのは今回が初めてなんです。

 

初舞台を通して学んだり、発見したり、吸収したいものは?

画像:平岡祐太

G2さんの作品は1度生で見せてもらった時、とても空気を動かすことが、僕が言うと生意気になってしまうのですが、上手いと思ったんです。空気感というものを作れるのがとても素晴らしいと思いました。そういった空気感や舞台上での表現は、稽古を積み重ねて完成されるものだと思うので、その空気感をまず体験し、感じたいですね。それを今後ドラマなどへ持って帰った時に、また違うスタンスができるかなと思っています。

西岡さんからは、舞台とはどういうものなのかなどを相談したいです。数多くの舞台経験をされてきた方なので、舞台への向き合い方なども学べたらいいなと思っています。 あと、課題としては自分の声ですね。お芝居は声がとても重要になると思うので、今まで経験したことがない声の出し方とか、声が持っているエネルギーとかを磨いていけたらなと思いますね。

 

G2さんはミュージカルも演出されていますが、今回は歌ったり踊ったりなどは?

それは、残念ですが今回はないですね(笑)。男5人が繰り広げる群像劇なので、それぞれがテンポよくやり取りをする、そのスピード感や会話の掛け合いが今回の見どころの一つだと思います。

 

この作品からお客様には何を感じて頂きたいですか?

タイトルにもなっている「相対的」という言葉。

物事の見方を変える事で全く違うことを感じられることですね。

今回の場合ですと、現れた方が相手にとって良いことであると思っていたのに、その相手からは、意外とそうではない部分もあったり・・みたいな。そこから生まれる意識のズレみたいなものが今回の作品は面白いですね。ズレによって起こる会話の間とか。昨日(2月1日)、大阪に行ったのですが、大阪の人の会話のテンポ。僕が元々山口(広島)の出身なので、多分テンポがゆっくりしてると思うんです。だから大阪の人は話すテンポがすごく速いなって。でもふと思うと、大阪の人から見ると僕がただゆっくりなだけかもしれない。そういうお互いが持っている、ズレ。見方を変えると全く違う、そこから生まれる切なさが今回の舞台にはあるんです。あと、ズレが持っている独特の笑いとか・・そのシュールな世界、不思議な世界が今回の舞台ですね。

僕が初めて台本を読んだ時に、言い方が難しいですが、もやもやとしたんです。 気持ちが、ああでもない、こうでもないっていうもやもやが解決に向かって行く。いったいどこに辿り着いていくのかというもやもや感がある中で進んでいって、最後はそれぞれの考えで終わる。答えが無い舞台なんだと思いました。

 

演じ方の工夫は?

もちろんG2さんの意見を聞きたいし、取り入れたいですね。

自分でやれることと言えば、台本をしっかり覚える事。

台本を読んだ時に、僕の役は、とてもお兄ちゃん思いとか、周りの人を好きなゆえに見ていて苦しい人物だと思ったので、僕が思った感情が見ている方にも伝わればいいなと思います。相手を思い過ぎるがゆえにちょっと切なかったり、周りから見ると苦しかったりとか、痛々しいとか・・僕が一番最初に読んだ時に、意外と残酷だなと思ったんです。そういったところも演技の中で表現して行きたいですね。

画像:平岡祐太

 

何度か台本を読んでいくうちに見えてくるものはありますか?

ぼやっとしていたものが台本を読むうちに明確になってきた事ですね。なぜか同じ言葉を2回繰り返しているところがあるんです。なんで2回繰り返しているんだろう?って疑問のまま読み進めていたけれど、何度か読むうちに、これはこういう意図で2回言うのかって。

あと弟という設定、まずは登場人物の中で一番年下の役であり、その役割があるものなのかと思っていたのですが、何度か読む事で全然違う見方になり、頭の中で色々な弟像が変化していきましたね。

 

オファーを受けた時の気持ちは?

来る時に来たなって思いました。ドラマ「ゴッドハンド輝」で初主演をさせてもらって、次は舞台をやってみようと思った時にこの話を頂いたので。

舞台をやりたいって思ったのは、2009年1月、野田秀樹さんの「パイパー」を見たのがきっかけですね。映像では決して伝えられない空気感であったり、光と影が織り成す世界観だったりが舞台の醍醐味のような気がしているので、やりたいなって思いました。

 

舞台は声が大事だと言われていますが?

ヴォイストレーニングは2年ぐらいやっています。デビュー当時から声に弱点があるなって思っていまして。この機会にこういった弱点も克服していきたい。東京公演では11日間一度も休みがないですしね。(笑)

 

これからも舞台はやってみたいですか?

舞台はまだやってみないと分からないというのが正直な気持ちです。見るのは好きですけどね。(笑)

G2さんは芝居に必要な空気感を巧みに操ることができる方なので、とても鍛えてもらえるのではないかと思っています。ご本人とお話していたら、派手な照明とか場面転換とかはないから、って言われたんです。ひたすら芝居だけで魅せていくと。G2さんはすごい方だなって思いました。

 

今後の目標は?

役の幅を広げたい。世間の人が僕に対して持っているイメージを良い意味で裏切っていけるような幅の広さを持った役者になりたいと思っています。

今年はNTTコミュニケーションズの「コムくん」というキャラクターもやっていますし、NHKの土曜時代劇「咲くやこの花」では浪人の役など、ちょっとずつ役の幅を広げています。悪役とか、笑いながら実は裏で悪に手を染めているとか、見た目はいい人ですが中身はすごく悪いとか。

今回の舞台も、死んだはずなのに・・という設定ですし、違うアプローチや感覚で役に挑めるっていうのは、役の幅が広がると思っています。

 

公演情報はこちら

画像:平岡祐太

 

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